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8月
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8月24日
堤防の広くし休む芙蓉かな
堤防が広くなりそこに座る台やテ−ブルが置いてあった。あそこは一回洪水になり
水が田んぼに流れだした。今度は堤防が広くなったので大丈夫だろう。二回もここは水害にやられた。堤防が細く破れ安かったのだ。河川改良して川も広くなり堤防も広くなったのでなかなか洪水にはならないだろう。ともかく町の様子も自然すら変わってゆく、自分の家の場合がそうだ。環境的には前よりず−と悪くなった。だから
別なところに移りたいのだが簡単にはいかない、とにかく人生は変化である。沖縄に一カ月いたのも大きな変化だった。一カ月もいるとそこでまた別な生を経験することになるのだ。生まれ変わり新たな環境で生きる経験と同じである。沖縄はそれほど本土とは変わった環境なのだ。それは地理的には外国より変わった環境である。だからあういう環境では簡単にあきるとは思えない、一カ月いてもやはり新鮮である。
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8月24日
石庭や誰か訪ねむ苔の花
苔増えぬ旅より帰る我が庭に
90の老人の吐息苔の花
沖縄の旅から帰ってきたら庭に苔が増えて苔の花が咲いていた。苔の花を見たのは初めてである。この年になっても知らないものはこの世にいくらでもある。今回旅した南の島や南の風物も知らないものが多かった。花の種類にしても南国の花の種類は多いから全部はわかりえようがない、この苔の花というのも苔にもいろいろあり種類が多いのかもしれない、今年は今まで梅雨があけないような日がつづいたので苔がふえたのだ。我が家を守るのは老人二人であとは苔がふえるだけなのか、かすかに苔の花が咲いていた。苔や苔の花は実際は梅雨の時期の季語なのか、東北は梅雨が今まで明けなかったのだ。
正直沖縄の旅は苦しかったし疲れも激しかった。胃が悪くなったことが苦しさをました。でもあれだけ刺激的な旅はなかなか経験できない、十分に一冊の本になるくらい書ける旅をした。
とにかくまた今日の一句一首をまたつづけよう。
あしひきの山路の苔の露のうへに 寝覚め夜ふかき月を見るかな 藤原秀能フジワラノヒデヨシ
インタ−ネットでは「苔の花」とでたらその関連のものを調べるとよい。同じような句や短歌があったらそのURLを示せば著作権は問題にならないだろう。
作品そのままを出すのではなくリンクしてここにあるよと言えば問題ない、直接その人の俳句や短歌を出すと問題になるかも知れないし利用しにくいのである。ただここにあるよとリンクするのはかまわないと思う。苔の花の句も結構あったが各自調べてみてください。
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