3月31日
相馬⇒白石(下車)⇒会津⇒小出(泊)
青春18切符で一日目はここまで来た。4月になるのに寒かった。
只見では雪の洞になっていたが会津の平野はところどころ雪が残るだけだった。
白石には小さな城があり多少城下町の雰囲気がある。
梅はどこも咲いて香っている。城下町には細い路地が残っている
白石にはこじんまりとした城下町の雰囲気が残っている
足軽まんじゅうなども売っている。歴史あるところは不思議に何回来ても
何か味わい深いものがある。それが歴史というものかもしれない。
そこはかとなく土地と一体となり残るものがあるのだろう
実はこの城は最近建てられたものである。
雪残る白石
堀の水清く流れて城下町の細道
静かなれや誰か棲む松に香る梅
石垣に雪の残りて白石城や
質実なる武士(もののふ)の跡こそ良しも
ここに自ずと人格は陶冶されしや
朝の残雪の蔵王を天主閣に望む
白石や梅馥郁と松に城
雪解けの水奔騰す会津かな
奥会津雪に埋もれて墓も耐ゆ
雪埋もる塔寺過ぎて月光る
夜に着く只見の駅や雪になお深く埋もれて月光るかも