朝日さし
七曲がりの峠を越えて
さえづる鳥や
五月の風はそよぎ
新緑の飯館へ
緑におおわれ
緑にいこい
緑にはぐくむ
スラリと枝にとまる
山鳩の姿美しき
無駄なく森に調和する
その素直な鳩の姿
鳩のごとく素直なれ
赤々とツツジ映え
自由の鳥の飛翔!
緑の道のアップダウン
道はかなたへかなたへ
清らかな流れのひびき
したたる緑
すくい飲む清水
山の子の澄んだ瞳
花々に蝶
御影石に彫られた顔
石の彫刻の村
広やかな阿武隈高原に
清しく風はわたりぬ
グリ−ンレストハウス
オンザヒル
フレッシュグリ−ン
デ−プグリ−ン
緑につつまれ
緑のふかく
緑にはえぬ
グリ−ンビレッジ
グリ−ンヒル
グリ−ンハウス
道々の木陰
黒揚羽舞い
塩の道の碑
菖蒲咲く道
牛の啼く
寡黙の村人
道の辺の黙す石
菩提静かに垂れる藤
白いツツジの道
夕陽さして
さらに奥の農家あわれ
山間の田植え
貧しくも清い心は幸い
物の足らざるも
清い心に生きるが幸い
清い心こそ幸い
人は金の奴隷にあらじ
心が主にて物は従なれ
醜き人にならいば醜くなる
醜きものに囲まれれば
自ずと心は曲がり醜くなる
絶えず美しいもを織れ
絶え間なく織れ
その素材そこにある
汝が心を濁らすな
その手を休めるな
悪魔が入りこむ
その動機の純粋たれ
神はその心を動機をみる
不純な動機になるもの
それがいかに大なるも
神は嘉みせざりき
いやしの緑
瞑想の緑
再生の緑
緑にいだかれ
緑にしずめられ
緑にやすむ
山鳩の姿美しき
鳩のごとく素直なれ
広やかな阿武隈高原に
清しく風はわたりぬ
ソフトグリ−ン
グレイスグリ−ン
ジントルグリ−ン
グリ−ングリ−ングリ−ン
IIDATE
緑の山々を越えて去る