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苫小牧にて
支笏湖へ
森の水たまり
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旅の行程
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苫小牧で公園で会ったのは妙齢の婦人であった、植物図鑑をもって公園にきていた。ちょ
うど桜は満開であった、5月になっていたから桜は本州ではほとんど散ったが北海道ではこれから桜前線が北上してゆくのだから日本は季節の変化があるところなのだ。
苫小牧は船で何度も来ている。広々としていい街である。この婦人はウトナイ湖のホテルで働いていたのだがホテルがつぶれ今では介護の方で働いているそうである。ウトナイ湖には行ったことがあった。青鷺が沼にいた。あの沼も今は浅いが前は広かったらしい。バ−ドウォッチングにいい場所である。
これも時代なのか、北海道は観光がかなりの仕事のウエイトをしめているので昨今の不況では一番苦しい立場に置かれていると言われる。介護というのも自分にとっては身近な問題となろうとしていたから他人事ではなかったのだ。近くに植物園があるからと案内してくれた。
ブ−ゲンビリアなどが咲いていた、ブ−ゲンビリアは葉が花のように見えるのだ。色も白いのもあった。カンボジアのプノンペンの街路のどこまでも咲いていた。他になんとかという花があったがその花についてはわからなくなった。こうして旅の第一日から話する人があったことは珍しいことだった。今こうして話する人は少ない、自分の場合旅で特に日本では話すことが少ない。そのあとも結構人との出会いがあったのも今回の旅だった。
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